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第2天 2001.02.16 星期五
朝7時30分にセットしたモーニングコールで起きる。
支度をして食事へ。二階は中華、三階は洋食バイキングと
思っていたら、全くの逆でした。洋食バイキングはどこで
食べてもだいたいそこそこの水準です。面白みがないといえば
ない。食事してから時間があったのでそのまま二階のおみやげ屋を
覗く。店のお姉さんに羊の皮の婦人用チョッキを薦められる。
品物も悪くないけど、なんだかその時買う気がしなかったので
買わなかった。それにしてもどうして日本人だとバレるんだろう。
ホテルを出て人民路を中山広場の方へと歩く。
急ぎ足ながらも広告には目を光らせる。
広場に近づくと
なにやら大音量の音楽が聞こえてくる。なんだっけこの曲。
よく知ってるメロディーだぞ。そうだ、「還珠格格」の
テーマソングの一つだ。「不能和イ尓分手」この歌
べたべたのラブソング。日本でSMAPが歌っている
「ライオン・ハート」の歌詞に通じるところもある。
「君を守ることが僕の人生で一番大事なことだ」とかそんなのです。
続いて有名な「有一個姑娘」。「還珠格格」の主人公について
歌った歌だ。年がら年中宮廷に騒ぎを起こすお転婆娘を描写した
コミカルソングである。この日の午後に気づいたのだが
この公園の道路を挟んだ向かい側の建物に大きなスクリーンが
あって昼間は「相声」(漫才)を放送していたり、サッカーの中継を
してみたりしている。帰りは少し違うところを歩いてみようと世紀街へと
入る。まっすぐ歩くと魯迅路へと突き当たる。ここは旧満州鉄道の
本社がある。何度か映画やドキュメンタリーで見たことはあるが
実物は初めてだ。いかにも戦前の日本が建てそうな建築物だ。
現在は鉄路局が使用している。もはや残り少なくなってきた
日本占領時代の建物の一つである。そこからまた北の方へ
歩き明譯街を曲がって人民路へ向かって歩きホテルに帰り着いた。
今日はお世話になっている会社を見学する予定になっている。
予定より少し遅れて出発。それぞれの部屋を案内してもらう。
見学した所は日本向けの仕事をしているので、仕様書、コンピュータ
などほとんど全てが日本語である。ある意味これは驚異的だ。
見学を一通り終えて、次は大連理工大学の見学。
コンピュータセンターの人に案内してもらう。休日なので学生は
ほとんどいない。説明はもちろん中国語だが通訳をしてもらう。
「インターネット」とか「内部LAN」とかは聞き取れたけど
ほとんど翻訳で説明を理解する情けなさは格別だった。
俺は三年も一体何をやってきたのだ・・・・・
(※三年間中国語の個人レッスンを受けていたので。)
それから、場所を移動して講演を聴きに行く。
孟牽副教授による中国のITに関する現状や未来についての
講演である。インターネットに関係あるところだけ書くと
国産モデムが開発されたこと、ほとんどの人は職場や学校
インターネットカフェからのアクセスであることなど、
コンピュータはまだまだ効果なので自宅に備え付けられる人は
少数。何か質問しようかと思ったけど思いつかなかった・・・・
昼食は大学内の食堂で手配されていた。鯉とかヒラメとか
やはり海鮮料理が中心である。この時ごろから腹痛が少しあった。
後にこれはもっとひどくなるのだがその時は夢にも思わなかった。
腹具合の関係もあって昼食もそこそこしか食べられなかった。
昼食後に海岸を回り有名な観光地の一つ、老虎雄へ見学に行く。
大きな五匹の虎の像のあるところだ。ここも吹きさらしなので
とても寒い。零下20度とかだったら多分外に出たとたんに
車の中に引き返したくなるだろう。
食事で水分をとったせいもあるのだろう、みんなトイレに行きたく
なった。ここのトイレは有料です。この時は5角でした。
ホテルに帰り自由行動。部屋に帰ってしばらく休憩した。
どうも腹の調子がおかしい。ちょっと嘔吐もした。
大事をとってしばらく横になってみる。あまり効果はなかった。
仕方がないので出かけることにした。ホテルから2ブロック歩くと
お茶を売っているお店を発見。早速中へ入ってみる。
「イ尓好!」「イ尓好!」台湾でもさんざんみたようなごく普通の
店だ。店には老板娘(女主人)と思われる女性、眼鏡をかけた若い店員と
常連客なのか自分の家のようにくつろいでいるおっさんが一人。
「どんな茶が好みですか?」と聞かれたのだが名前が
思い出せない。ええっとなんだっけ?その間にも店の人は
「これか?それともあれか?」と色々聞いてくる。
「あっ!あれ!」と指さしたのは金萱茶だった・・・・・
早速飲ませてもらう。(金萱茶は台湾のお茶なので本物かどうか
ちょっと怪しいところがある。)店の中の茶器を物色する。
魚の模様のついたセットがあったのでそれを
二つ買うことにする。「頑皮魚」または「活髪魚」と
呼ばれるものだという。眼鏡を掛けた店員は日本に来たことが
あるそうだ。彼は東京、広島、松山などを回ったという。
「日本の印象はどうだ?」と聞いてみたら「とても清潔だった」
と言っていた。逆に「大連はどうだ?きれいか?」と聞かれて
うまい言葉が見つからずに「きれいな所はきれいだね」と
ごまかした。なんだかんだで結局1時間ほどそこに沈没していたので
集合時間になってしまった。金萱茶の値段を聞いたら360元!
ちょっと高いのでさっきの茶器とセットで400元にまけてもらった。
ちなみに茶器の1セットが50元。都合60元のディスカウント。
ホテルに帰って少なくなった元を補充する。1万円で698元。
おや、きのうよりレートが良くなっている。
ホテルを出て夕食の場所に向かう。今日は有名な北京ダックの店だ。
それにしても腹具合は相変わらず良くない。一階のガラスには
宣伝文句が書いてありました。「中国にきて万里の長城を見ないのは
まあよいでしょう。中国に来て全聚徳の北京ダックを食べないのは
とても遺憾(残念)です」絶大な自信が伺えます。
ダックの舌だとか、心臓とかありとあらゆる材料を使った料理でした。
残念なのは、お腹のご機嫌が直らないのであまり沢山食べられなかった
ということです。これを食べられなかったら遺憾かどうかと言う問題は
さておき、なかなかのものでした。ただ行くなら大人数で行く方が
やはりお得になるのではないかと思います。
お世話をしていただいている方から「どこか遊びに行きます?」と
提案を受け、カラオケに行くことになった。希望者だけ、ホテルに
帰った後にカラオケに向かう。店の人に案内され部屋に入る。
ママらしき人物が10人ぐらいの女の子を連れてやってくる。
選べということである。僕はざっと眺め回して一番に選んだ。
全員がそれなりに選んでそれぞれ脇に女の子を従えた形で座る。
飲み物やおつまみが運ばれてくる。「歌わないんですか?」との
声にこれまた一番に僕が選ぶ。曲は中国人なら誰でも知ってる、
「中国人」この日のために歌詞を暗唱して置いたのだ!
自由時間は常に単独行動をとっていた僕がみんなと一緒に
行動するのにはこういう理由があったのです。
当然一気に全員の注目を浴びます。隣の女の子も話しかけてきます。
僕についた女の子は王冰ちゃん。年齢は聞かなかったけどかなり若い。
そこからはとにかく忙しい。冰ちゃんと話をしたり、隣の先輩の
女の子との間の通訳したり・・・・・
このときに「日本人はみんな”兎子舞”をできるか?」と
尋ねられました。何を勘違いしたか私は「兎飛び」だと思い
「都会(みんなできる)」と答えました。これが後で地獄を招くことになるとは・・・
日本語の曲も何曲か歌われ、私は「有一個姑娘」を歌いました。
しばらく日本語の曲がまた流れ、ここらでデュエットを一曲
かましてやろうと「明々白々我的心」を冰ちゃんに提案。
これがなんと100点の出来でした!そうそうこのカラオケ
点数が出るんです。「兎子舞」がかかりました。
「ほら踊ろう。ほら踊ろう。」と強引に連れて行かれました。
曲は聴いたことがある、この時は思い出さなかったのですが
「ジェンカ」でした。もうすっかりこの踊りは忘れているので
女の子に合わせて踊ったのですが、曲が長いので息が上がってしまった。
結局2時頃まで騒いでホテルに帰り寝ました。
出発
第2天
回帰
只有看照片